水耕栽培とは土を使わず水と液体肥料（養液）で植物を育てる方法です。土を使う栽培は土耕栽培といい，「よい畑つくり」「よい土つくり」のために沢山の経験と多くの労力が必要で、また天候や季節に左右されます。水耕栽培は植物の根の部分を肥料が入った水(培養液)に浸し、必要な養分と酸素を根から吸収させます。育てる部屋を屋外と遮断したり、養液を衛生的に管理をすることで健康的な無農薬植物が育ち、季節に関係なく計画的な栽培ができます。

地球温暖化の問題は深刻さを増す情勢の中で、私たちは野菜の「水耕栽培」と言う切り口で、オリジナルの「水耕栽培プラント」を完成させました。もちろん、完全無農薬栽培です。ビニールハウス内に設置することにより、通年栽培も可能となりました。「水耕栽培」による野菜栽培の利点は食の安全だけではありません。野菜は二酸化炭素を充分吸収し、酸素も作り出します。樹木や草花を増やす以外にも緑化事業の促進につながります。「新しい農業のカタチ」として農家の方々へのご提案や、後継者の育成などの弊社の「水耕栽培プラント」はそのような問題を解決できる可能性があります。既存のビニールハウスを利用し、気軽に、しかも、土を使わず、水と液肥だけで野菜作りが可能になります。

実用新案登録　第3158596号（水耕栽培装置、水耕栽培床、他）　 里山式PAT－3158596 2011年　文部科学大臣表彰　創意工夫功労者賞受賞　製品 ＊資料提供　株式会社　里山村 　　　　　　株式会社　浅間製作所